2019年8月15日木曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (83)「入口しかない『智恵文南入口』」

 

天塩川にかかる「紋穂内橋」を渡って、西側の国道 40 号に戻ります。……昨日の記事でも同じことを書いたような気がしますが、ボツにするには惜しい写真があったことを思い出してしまいまして。


それはそうと、橋の左右にこれだけの樹木が繁茂しているというのは凄いですね。河川敷の氾濫原なんでしょうけど。

国道 40 号に戻ってきました。美深と音威子府の間は国道 40 号と国道 275 号の重複区間ですが、ちゃんと重複している旨を示している青看板は割と珍しい感じがします。



天塩川を横断

国道 40 号を南下して、この日のゴールの名寄に向かいます。「名寄美深道路」の美深北 IC まであと 4 km、という案内がありました。「通行無料」の文字も光りますね。


国道 40 号(名寄美深道路は除く)は、7 箇所で天塩川を横断していますが、そのうち 2 箇所が美深町内で、ほかに名寄市との境界にほど近いところでも天塩川を横断しています。7~8 km 走るたびに天塩川を横断するような感じでしょうか。



どうでしょう

美深の市街地に戻ってきました。どうやら雨が本降りだったようで、路面がすっかり濡れています。雲の間に、わずかに青空も覗いていますが……。


そして前の車のリアガラスにはこんなステッカーが。



もう一度天塩川を横断

美深町で 3 つ目の、天塩川にかかる橋にやってきました。橋の途中で名寄市に入るので、まだここは美深町です。


そして、この写真、よーく見てみると……


うわわ、雨も降っていたでしょうに、大変ですね……。

美深と智恵文

名寄市のカントリーサインは、「恵深橋」を渡った先にありました(実際には橋の途中に境界があります)。「恵みが深い橋」とはなかなか素敵なネーミングですが、きっと「智恵文」と「美深」の二文字目を並べた……のでしょうね。大正時代の地図を見てみると、ここには橋は無く、渡し船が描かれていました。


「恵深橋」で天塩川を渡って名寄市域に入りました。美深のあたりは元々は「中川郡下名寄村」で、1920 年に下名寄村から分村して「智恵文村」が成立しました。智恵文村はその後 1954 年にお隣の「上川郡名寄町」と合併して、名寄市となって現在に至ります。

かなり大雑把に言えば「智恵文は元々は美深の一部だった」ということになるのですが、結果的に名寄とくっついてしまったことになります。やはり渡し船に乗らないと美深の中心街に出られなかったのが大きかったのかもしれません。

美深には行けない「智恵文 IC」

さて、名寄市智恵文には「名寄美深道路」の智恵文 IC があります。智恵文 IC は名寄方面のみのハーフ IC なのですが、智恵文村の成立と消滅の歴史と照らし合わせてみると、名寄方面のみのハーフ IC なのもなんとなく理解できそうな気もします。


智恵文の中心地はもう少し先なのですが、そこにも「(名寄市)」の文字が。



入口しか無い「智恵文南入口」

智恵文 IC をスルーしてそのまま国道 40 号で名寄に向かっていると、またしても名寄美深道路の IC の案内がありました。「智恵文」は「魚がいる」という意味だった筈ですが、写真を見ると鳥の数が凄いですね。この日ばかりは「智恵文」よりも「近文」(鳥がいる)のほうが正解だったかもしれません。


名寄美深道路の「智恵文南入口」が近づいてきました。


ここは「ハーフ IC」ですらなく、名寄方面の入り口しかありません。いわば「クォーター IC」とでも言うべき珍しいものです。中央自動車道に「相模湖東出口」という下り線出口のみの IC がありますが、ここは逆に入り口のみです。


智恵文 IC は名寄方面のみのハーフ IC ですが、智恵文の中心地から名寄に向かうには明らかに遠回りとなっていて、「名寄美深道路」は智恵文の住民にとって全く意味のない道路に成り下がっていました。

そのため、救済措置として智恵文市街地の名寄側に入り口を追加した……と思ったのですが、実は「智恵文南入口」は「名寄バイパス」(当時)の暫定的な起終点で、しかも供用当初は「智恵文南入口」ではなく「智恵文 IC」という名前だったのだとか。旧・智恵文 IC から現・智恵文 IC までが延伸された際に出口を閉鎖した上で、名前を変えて入口のみのクォーター IC になった、ということのようです。

まぁ、時間的に余裕が無いのは名寄に向かうときだと思われるので、「智恵文南入口」があるだけで助かるケースは多いと思われますが、やっぱり出口も欲しい……と思っている人も少なく無さそうな気もします。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

新着記事