2021年1月8日金曜日

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冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (11) 「長浜駅あじさいロード」

 

ローソン大洲長浜町拓海店でちょいと休憩して、再び走り始めました。前方に随分と両端が歪んで見える橋が近づいてきましたが、これは画像の歪みではなく、実際に 90 度近くカーブしています。予讃線に踏切を設けることができなかったので、已む無く高架にした、というところでしょうか。
右折、すなわち埋立地側に「肱川あらし展望公園」がある……と読めますが、実際には海側に向かった後、先程見えた跨線橋で山側に向かって 3 km ほど……ということのようです。それはそうと、何故「あらし」なんでしょう。まさかゲームセンターが……(たぶん違う)。
ドラレコの実ピクセル相当の絵で失礼します(圧縮率が高すぎるのはなんとかならないものですかね……)。もう大洲市長浜町に入ってしばらく経ちますが、目的地に「長浜」が入っているのが面白いなぁ、と思いまして。

二つのローソン

この先は市街地っぽいので、40 km/h 制限となります。
……あれっ。わざわざ道路の右側のローソン(大洲長浜町拓海店)に立ち寄った筈なのに、わずか 850 m ほどのところにローソン(長浜晴海店)がありました。店名から推測するに、「長浜晴海店」は市町村合併前から存在していた感じでしょうか?
「八幡浜」「八幡浜(保内)」そして「E56 松山道」は左折……とあります(改めて考えてみると、全車左折ってことですよね)。実際には交叉点というよりは、鋭角な左カーブのようです。

伊予長浜駅

鋭角な左カーブを曲がり終えると、前方左側に駅が見えてきました。
大洲市長浜町、かつての「喜多郡長浜町」ですが、駅の名前は「伊予長浜」です。滋賀県の長浜には古くから鉄道の駅があったので、重複を避けるために「伊予──」を冠した、ということだと思います。「伊予長浜」という表現は便利なのでつい多用したくなりますが、本来は駅の名前でしか無いんですよね。
残念な画質で恐縮ですが、駅舎はこんな感じです。駅前広場こそ無いに等しいですが、これまで見てきた中ではかなり立派な駅舎と言えそうですよね。

長浜駅あじさいロード

さて。国道 378 号は伊予市(これも駅名……ですね)から海沿いを通ってきましたが、長浜から先も引き続き伊予灘沿いを通ります。一方で JR 予讃線は肘川沿いを遡って大洲に向かうことになります。肘川沿いを大洲に向かう道路はなんと右岸・左岸の両方にあり、右岸側(北東側)は県道 24 号「大洲長浜線」です(そのまんまのネーミングやね)。
ところで……動画を見ていてこんな看板が映っていたことに気づきました。「長浜駅あじさいロード」と読めるのですが、この手作り感満載な感じが凄く良いなぁ……と思いまして。
Google ストリートビューだともう少し良い画質で見ることができるのですが、思ったよりもポップなデザインのようですね。「あじさい」の字体を見て、お年を召した方のデザインかと思ったのですが……。この辺だと、あじさいは普通に梅雨時に開花するのでしょうか?

愛媛県道 24 号「大洲長浜線」

三崎港に向かう国道 378 号は直進、肱川の右岸を大洲に向かう場合は左折です。
左折して県道 24 号に入りました。思っていたよりは道幅が広いですが、かなり頑張って拡幅したのでしょうね。1970 年代の航空写真を見てみると、やはり今よりも道は狭かったようです。
中学校の近くの、比較的近年になって整備されたと思しき交叉点にやってきました。ちょいと右折してみましょうか(何故?)。
2019 年 7 月の時点で、再舗装が行われていたみたいですね。

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2 件のコメント:

ねこあたま さんのコメント...

母親に病気が見つかる前の年でしたから、2010年の年末に鉄道で松山から大洲に
向かったことがあります。
京都発の伊予鉄夜行バスで、松山に行って道後で寄り道をして急いで列車にまにあった安堵感のせいか、胃が急にキリキリいたみだしまして、海ぞいの風景を煩悶しながら眺めていました。薄暗い風景が黎明とともに開けていく様相は、冬場とはいえ良かったです。

実家に帰ったら例年にないほどの大雪になりまして、自宅だけではなく近所の高齢者の雪かきを手伝ったことを思い出しました。温暖化とはいえ水蒸気量が増えているのかドカ雪になりやすくなっているのでしょうか。

Bojan さんのコメント...

ねこあたま さん:

旅行中の胃痛とは災難でしたね。伊予灘に沈む夕陽は凄いのだろうな……と容易に想像がつきますが、夜明け時の伊予灘も趣がありそうです。

地球規模の気候変動については色々な考え方があろうかと思われますが、ここ数十年スパンでは気象現象が大味になっている傾向がある……というのが個人的な印象です。大雪などの自然災害が起こった際に、互いに助け合える世の中であり続けてほしいものですね。

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