2021年2月4日木曜日

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冬の愛媛・大分フェリー旅 2020 (29) 「高原と瀬戸アジ」

 

これは「塩成第三トンネル」を出た直後の映像ですが(色合いが変なのはそのせいです)、なかなか……何と言ったら良いのでしょう。人だったら「容貌魁偉な」という表現が似合いそうな、そんな樹木が並んでいますね。
毎度おなじみ、困ったときのストビュー頼みです。


これはまさに「この木なんの木気になる木」ですよねぇ……。

川之浜第一トンネル(192 m)

ここは伊方町川之浜(旧・瀬戸町)の北にあたるところで、長大橋の代わりに 4 つのトンネルで細かく刻むルートとなっています。まずは最初の「川之浜第一トンネル」(192 m)に入ります。
このトンネルはストレートな構造で、入る前から出口が見えています。そして出口からは次の「川之浜第二トンネル」の入り口も見えていますね。

川之浜第二トンネル(250 m)

トンネルを出ると、200 m ほどで次の「川之浜第二トンネル」です。
建設された時期は「川之浜第一トンネル」と大差ないと思われますが、トンネルポータルが苔むした感じでどことなく古そうに見えてしまいます。
この「川之浜第二トンネル」は、残念ながらストリートビューでも銘板を読み取ることができなかったのですが、http://cdcdcd.ikaduchi.com/route/eh/ehR/R197/kawano2.htm によると長さは 250 m とのこと。

「川之浜第二トンネル」を抜けると国道 197 号は一気に左に向きを変えますが、北にある「見晴山」の尾根に風力発電用のタービンが並んでいるのが見えます。実際には 5 基ないし 8 基が並んでいるのですが、国道からよく見えるのはこの 3 基(または 4 基?)でしょうか。

国道 197 号と川之浜集落を結ぶ事実上唯一の道が山側に分岐しています。トンネルの上を通って海側に出て、220 m ほど低いところにある海沿いの川之浜集落に向かうことになります。
ところで「高原」と「瀬戸アジ」の関係が良くわからないのですが……。

川之浜第三トンネル(176 m)

橋を渡った先に「川之浜第三トンネル」が見えます(見えづらいですが)。
このトンネルも「川之浜第二トンネル」と似たような感じですね。http://cdcdcd.ikaduchi.com/route/eh/ehR/R197/kawano3.htm によると長さは 176 m とのことで、入る前から出口も見えています。
出口の先には「川之浜第四トンネル」も見えています。

川之浜第四トンネル(515 m)

ここから三崎港まで 12 km とのこと。随分と近くまで来たことになりますね。この時点で 9:45 ですが、11 時頃まではウロウロできそうです。
「川之浜第四トンネル」が見えてきました。ここまでの「川之浜シリーズ」とは格が違うようで、トンネル内に「消火器」「非常電話」「非常通報装置」が設置されていることが明記されています。
長さは 515 m ということで、伊方町に入ってからここまでのトンネルの中では一番長かったでしょうか。ようやく 500 m を超えた、とも言えそうですね。

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2 件のコメント:

ねこあたま さんのコメント...

バイパスを尾根のところに作るのは、ここのように細い半島だと北側と南側の津々浦々の道を拡張しないでコスト削減できるというのは、当然なんですが、それ以上に津波等で壊滅的な状況になっても支援路確保というのが大きいのではないかと思います。以前伊豆にいたことがありますが、バイパスが町はずれのかなり標高の高いところを走行していたので、地元の同僚に聞いたところ、土地の取得価格の安さもさることながら、防災の側面があるのではと言ってました。

Bojan さんのコメント...

ねこあたま さん:
小学校が何故か高台にあるのと同じで、国道が高台を通っているのも仰るとおり津波対策という側面もあるのでしょうね。尾根の上だと落石の危険性も少なくなりますし、良いことづくめのようにも思えますが、坂の上り下りが漏れなくついてくるというのが最大のウィークポイントでしょうか。

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