2018年10月5日金曜日

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春の東北小旅行 2015 (93)「思い出の場所へ」

 

陸前戸倉駅の手前で左折して、国道 398 号に入りました。造成されたばかりの土の色が眩しいですね。


2012 年の初夏に南三陸にやってきた時の「思い出の場所」にやってきました。……しかしながら、車を停めるのに良さそうな場所を見つけられなかったので、一旦スルーします。


ようやく車を停められそうな場所が見つかりましたので、ちょいと停車することにしました。


車を停めて 1 時間ほどの間、何をしていたかと言いますと、車内でノート PC を広げてきょうの出来事(2015/5/3)の原稿をパチパチと書いていたのでした。当時は 19 時に記事を上げるようにしていたので、仙台に着いてからでは間に合わない……と考えたのですね。



思い出の場所へ

さて、ようやく記事を書き終えたので、U ターンして「思い出の場所」に戻ってきました。来たときは車をどこに停めたらいいか……と思っていたのですが、何のことはない、迂回路と旧道を繋ぐ部分に車を停めることができたのでした。


正面には空き地が広がっていました。ところが、以前はこの川沿いに十数軒の民家が立ち並んでいたのだそうです(ここから 0.5~1 km ほど先のあたりです)。津波は志津川や陸前高田などの市街地のみならず、このような静かな山あいの一角にも容赦なく押し寄せて、家々を押し流してしまったのでした。


2012 年の水戸辺川沿いには民家の姿はなく、瓦礫だけが散乱する空き地になっていました。当時、ちょっとした縁があって、「瓦礫の片付け」を奉仕活動でお手伝いさせてもらったのですね(何らかのペナルティでは無いのでご安心を)。地震と津波による惨状はさんざんテレビやネットで目にしていましたが、実際に自分の足で現地を歩いてみると、やはり語りかけてくるものの重さが違っていました。


3 年ぶりに訪れた「思い出の場所」は、2012 年から特に大きく変わることなく静かなままでした。ここに戻ってきたところで何かがあるわけでもなく、何も得られないであろうことは織り込み済みでしたが……。

結局、やるせない思いを抱きつつ、この地を後にしたのでした。

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