2020年5月22日金曜日

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春の道北・船と車と鉄道で 2016 (14) 「そこに古墳があったので」

 

春日 JCT からは「舞鶴若狭自動車道」を北上します。この時点で 16 時半を少し回ったくらいですが、舞鶴フェリーターミナルまでの距離は 60 km を切りました。フェリーターミナルには 21:30 に到着すれば良いので(たぶん 22:00 でも問題ない)、時間に余裕ができた、と見て間違い無さそうです。
かつての「舞鶴自動車道」、現在は「舞鶴若狭自動車道」ですが、途中までは片側 2 車線の快適な高速道路です。「動物注意」でタヌキが描かれているのが若干気になりますが……出るんでしょうか?

古のカントリーサイン

長さ 1438 m の「丹波第二トンネル」を抜けると京都府に入りますが……
あっ、こんなカントリーサイン?があったのですね。舞鶴若狭道は何度も走ったことがある筈なのですが、今まであまり気にしたことがありませんでした(どちらかと言えば右車線のクラウンのほうが気になるかも?)。しかも続いて……
福知山市のカントリーサインですが、単色でしかも日本語オンリーという、そろそろちょっと希少価値の出てきそうなタイプのものでした。

カントリーサインみたいな何か

舞鶴若狭自動車道が片側 2 車線なのは福知山 IC までで、福知山以北は片側 1 車線が基本です。
由良川を渡って綾部市に入ります。
綾部市に入りました。カントリーサインがありますが、イラストはカラフルなもので、「綾部市」の文字の下にはちゃんと英語で「Ayabe City」とあります。先程の福知山市のカントリーサインは、やはり貴重なタイプなのではないでしょうか。
綾部市のカントリーサインのすぐ先に、もうひとつカントリーサインもどきの案内板がありました。
シャッターが間に合わず、左端が切れてしまったので、Google ストリートビューのお世話になります。

実は古墳があったので

「私市」は「きさいち」と読みます。関西の人なら割とすんなり読めるかもしれませんね。実は、この先の「私市円山トンネル」の上に「私市丸山古墳」があるのです。
「何もわざわざ古墳の下にトンネルを掘らなくても」と思ってしまいますが、舞鶴自動車道のルートが決定後、建設工事の事前調査で初めて古墳の存在が明らかになったとのこと。もともとはトンネルではなく切通しにする予定だったところを、トンネルに変更して古墳を保存することにしたようです。

新名所「あやべグンゼスクエア」

「私市円山トンネル」と「私市トンネル」を抜けて東に向かってたところで、高架橋に横断幕が掲げられていました。
「新名所 あやべグンゼスクエア」「綾部 IC 下車 5 分」とあります。グンゼと言えば肌着というイメージですが、なんと綾部はグンゼの創業の地だったとのこと。
現在も綾部の市街地の真ん中にグンゼの工場や(登記上の)本社がありますが、その一角を開放してテーマパーク的な場所を作った、ということでしょうか。町中にあるので、高速道路よりも JR 綾部駅のほうが便利かもしれません。

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