2026年5月20日水曜日

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函館~稚内 北海道縦断 (57) 「『豊富遠別線』と『稚内幌延線』」

 

踏切が見えてきました。この踏切は「第 2 幌延留萌線踏切」という名前とのこと。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 8 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

踏切を渡って幌延の中心部に向かいます。「稚内しんきん」のすぐ近くに「幌延十字街」バス停があり、札幌行きの「特急はぼろ号」の乗り降りができるとのこと。
400 m ほど離れたところに JR 宗谷本線の「幌延駅」があり、沿岸バス・幌延留萠線が駅前に乗り入れているようです。「特急はぼろ号」は幌延・豊富ともに駅には立ち寄らないようですが、JR から「競合路線」と見做されている(ために接続しない)という噂もあるとか……?

道道 121 号「稚内幌延線」は「幌延十字街」バス停の北、幌延郵便局のある交叉点で右折ですが、右折せずになんとなく直進したところ……
前方に立派な建物が見えてきましたが、これは「幌延町総合体育館」とのこと。右手前には「幌延町役場」もあります。

「豊富遠別線」と「稚内幌延線」

右折して道道 256 号「豊富遠別線」を東に向かいます。0.3 km(3/5 区画?)ほど東に向かうと、道道 121 号「稚内幌延線」に接続する T 字路に出るので、左折して道道 121 号に戻ることにしましょう。
幌延から北に抜ける道道 121 号「稚内幌延線」は比較的新しそうなルートですが、このルートは 1974 年に開通したとのこと。
大正時代の『陸軍図』を見ると、当時はペンケウベシ川沿いを北東に向かい、そこから「熊越峠」で北に向かったようですが、既に道路としては廃止されたようで、現在は土砂保管場となっているみたいです。


なお「道道豊富遠別線」の変遷については、道道資料北海道さんの「豊富遠別線の起点を探る」にて詳述されています。現在のルートと見事なくらい重なっていないんですよね。

幌延深地層研究センター

上り坂の頂点が見えてきました。え、対向車線にチャリに乗った人がいる……?
道道 121 号「稚内幌延線」(道道 256 号「豊富遠別線」との重複区間とのこと)を北に向かいます。この先に「トナカイ観光牧場」と「幌延深地層研究センター」があります。
「トナカイ観光牧場」へは左折とのこと。この十字路で横断するのがかつての「道道豊富遠別線」みたいです。
左側に灯台のような建物が見えますが、これは「幌延深地層研究センター」の広報施設「ゆめ地創館」の展望塔みたいです。一体何を見るのだろう……と思ったのですが、この塔から「幌延深地層研究センター」の地上部分を一望するためのものとのこと。
「幌延深地層研究センター」は「日本原子力研究開発機構」が管理・運営する施設で、放射性廃棄物の地層処分についての基礎研究を行っているようです。実際に放射性廃棄物を受け入れている訳では無いとのことで、その辺をちゃんとアピールするために広報施設の「ゆめ地創館」を併設している……ということなのでしょう。
なお「トナカイ観光牧場前」と「幌延深地層研究センター前」というバス停がありますが、「幌延深地層研究センター」には「特急はぼろ号」も停車するとのこと。

バス銀座……?

引き続き道道 121 号「稚内幌延線」で北に向かいます。川沿いに豊富温泉に向かっていたかつての「道道豊富遠別線」が何故放棄されたのかは謎ですが、かつての「下エベコロベツ」地区に集落や学校があったので、「清水川」沿いのルートを捨ててルートを一本化したということでしょうか。
沿岸バス「豊富幌延線」(「幌延留萠線」直通)の路線バスがやってきました。沿岸バスは高速乗合バス「特急はぼろ号」と一般路線バス「豊富幌延線」が道道 121 号「稚内幌延線」を経由していますが、これは「幌延深地層研究センター」と「豊富温泉」を経由するため、なんでしょうね。
なお「特急はぼろ号」は予約制のため、「幌延十字街」「幌延深地層研究センター前」「豊富温泉」での利用客がいなかった場合は道道 121 号「稚内幌延線」を経由せず、幌富バイパスでショートカットするとのこと。

十字型の T 字路

道道 84 号「豊富浜頓別線」との交叉点が 300 m 先に近づいてきました。
道道 121 号「稚内幌延線」はここを右折して、道道 84 号「豊富浜頓別線」と重複した後に豊幌を経由して稚内市恋問に向かいます。青看板を見る限りは T 字路なのですが……
ところが、何故か「左カーブ注意」の標識が立っていたりします。この交叉点は実際には十字路で、直進すると「道道豊富浜頓別線」の旧道で登竜とりゅう峠を越えて北に向かうことができるのですが、何故か青看板では無いことにされてしまったみたいです。

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