2018年7月30日月曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

春の東北小旅行 2015 (51)「ぎなた読みに注意!」

 

「岩根橋」を出発して、国道 283 号で西に向かいます。いつの間にか、再び JR 釜石線が右側に移動していますね。柵があるのでまるで自転車道のようですが……。
左折して川を渡って、6~700 m ほど戻ったところに電源開発の「東和電力所」があるとのこと。「発電所」じゃなくて「電力所」というのが面白いですね。
発電と言えば、こんな看板を見かけたのですが……。とりあえずノーコメントで(汗)。

東和賀、略して「東和」

「花巻市東和町」の市街地が近づいてきました。合併前の「和賀郡東和町」の役場は東和町土沢(つちざわ)にあったとのこと。町名が「土沢」で無かったのは、それまでにいくつかの市町村が合併したからなんでしょうね。

どうやら、土沢町小山田村谷内(たにない)村中内(なかない)村が合併して「東和町」になったとのこと。「東和」は「東和賀」から来ているらしいですね。

昔から、市町村合併では「吸収合併」ではなく「新設合併」が好まれたということがよく分かる一例です。

稚鍋川(おさなべ──)

「長内橋」という橋を渡ります。北海道だと「あ、o-sat-nay(河口の乾いた川)なんだな」と考えるところですが、ここではどうなのでしょうか。実は、この橋で越えている川の名前は「稚鍋川」と書いて「おさなべ──」と読ませるのだとか。むむっ、nay と見せかけて pet ですかっ!

o-sat-nam-pet であれば「河口・乾いた・冷たい・川」と読めなくもありません。そう言えば、「谷内村」も「中内村」も、どっちも nay ですよね。「たにない」だと tanne-nay と読めたり……するかも?

ぎなた読みに注意!

先程も見かけた「東和温泉」と「萬鉄五郎記念美術館」の案内が見えてきました。「まんてつ・ごろう」さんって誰だっけ……と思ったのですが、「よろず・てつごろう」さんでした(大汗)。いやー、満鉄と言えば柳条湖事件じゃないですか(字が違う)。

左は無料、右は有料

かつての東和町の中心地だった「東和町土沢」にやってきました。このまままっすぐ国道 283 号「釜石街道」を西に行けば花巻の市街地ですが、釜石道の東和 IC から高速自動車国道に戻ることにします。
釜石街道は直進ですが、東和 IC はこの先の交叉点を左折です。IC を出てすぐのところに道の駅を作ったようですが、なかなかいい所に道の駅を設置しましたね。東和から釜石までは新直轄方式で建設されたので、通行料は無料です。つまり、東和 IC で一時流出しても通行料の面でペナルティは無いことになります。
などと言いながら道の駅「とうわ」をあっさりと通過して(汗)釜石道の東和 IC にやってきました。左に行けば無料、右に行けば有料です。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

新着記事