2020年12月11日金曜日

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四国オレンジフェリー「おれんじ えひめ」乗船記(四国新幹線編)

 

一通り室内を見終わったので、船内をウロウロしてみましょう。……ヘアードライヤーを借りに行くわけでは無いです。

あらこんなところに

吹き抜けの階段ホールは、部屋から見て後ろ側にあります。廊下を歩いてゆくと……
あらこんなところに Wi-Fi (の案内)が。舞鶴と小樽の間の日本海を最短ルートで突っ切るのであれば圏外も已む無しとは言え、瀬戸内海の島の間を縫うように航行するフェリーだったら普通に電波を掴めるんじゃないか……と思ってしまうのですが、実は想像以上に電波事情は厳しいです。
一般的に、船内 Wi-Fi のパフォーマンスはかなり厳しいというのが正直なところですが、全く手も足も出ないことを考えると、選択肢の一つとして存在するだけでもマシ……かと思います。「おれんじ えひめ」の Wi-Fi については実際に接続したわけでは無いので、実は激速だったりしたらすいません。

四国新幹線

廊下を歩いていると内側のエリアにトイレがありました(先日紹介したトイレです)。トイレの前にも愛媛県の有名スポットの写真が飾られているのですが……
いきなり凄いのを出してきましたね。「⑤ 宇和島・JR予土線」とありますが、これは宇和島駅じゃないですよね?
こちらは「⑦ 八幡浜・チャンポン」とあります。「ちゃんぽん」は八幡浜のソウルフードなのだとか。
今度は「⑪ 内子町・内子座」とあります。1916 年に大正天皇の即位を祝って建設された芝居小屋……なのだそうです。さっきの新幹線と比べると歴史の重みが違いますね(ぉぃ)。
こんな写真もありました。「⑯ 長浜町・開閉橋」とあります。よーく見てみるとちょっと不思議な形をしていますね。開閉部の橋桁は片持ちなんでしょうか。

本気度高めのオープンスペース

トイレの前の通路を歩いて左舷側から右舷側に抜けて、そのまま吹き抜けのところまで出てきました。赤い絨毯と白熱灯色の照明がマッチしていて、まるで愛媛のような暖かい色合いですね。
オープンスペースには相当な数のソファーが並んでいました。フェリーにおけるオープンスペースって全くお金を生み出さない空間なので、ここにどれだけお金をかけているかでフェリー会社の力の入り方がわかりそうなものですが、オレンジフェリーさん、かなり気合が入っていますね……。
「おれんじ えひめ」にはレストランがありますが、売店はありません。売店の代わりに自販機が設置されています。

ステンドグラス風

吹き抜けの中層に当たる 5 甲板から階段ホールを眺めます。吹き抜けの形はヴァイオリンかギターのような不思議な曲線を描いているのですね。
ステンドグラス風の照明(ですよね?)が特徴的ですね。窓のようにも見えますが、窓ではありません。
ステンドグラス風の照明の裏側にやってきました。窓では無いことがこれで良くわかりますね。

いざ、スカイラウンジへ!

「おれんじ えひめ」の客室は 4 甲板と 5 甲板の 2 層構造ですが、6 甲板には「スカイラウンジ」があります。
ここはもちろん、「スカイラウンジ」に向かうしか無いですよね!

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