2019年5月6日月曜日

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きょうの出来事(2019/5/6)

 

太平洋フェリー「いしかり」での最終日です。「きょうの出来事」ではなくて「きのうの出来事」ですが、6 甲板最後尾にあるラウンジ「Mykonos」でギターとシンセサイザーのコンビによる生演奏を堪能してきました。太平洋フェリーは、どの便でもライブパフォーマンスが楽しめるのが大きな特徴です。

朝食よりも「おしぼり機」

太平洋フェリー「いしかり」は、5/4(土) の 19:00 に苫小牧を出発して、5/6(月) の 10:30 に名古屋に到着します。今日は朝食をいただいた後は名古屋に到着するのを待つばかりというスケジュールですので、まずはレストラン「サントリーニ」で朝食をいただきます。
朝食の写真が無い代わりに「自動おしぼり機」(?)の写真があるのは何故だ……と疑問に思われるかもしれませんが、単にこの機械が大好きなだけでして。必要数を選んだ後で真ん中の「スタート」ボタンを押せば、ちゃんと加湿された紙おしぼりがポトっと落ちてくるという、この上なく実用的かつチャーミングな機械です。

伊勢湾です

朝食を食べ終えて部屋に戻ります。部屋のテレビでフェリーの現在位置を確認すると……あ、もう伊勢湾に入ってましたね。到着予定時刻が 10:30 ですから、大体 1 時間前には港の入り口あたりにたどり着いているのが常です。
伊勢湾はとても混雑した海域のひとつで、大小さまざまな船舶をあちらこちらで目にしました。中にはこんな不思議な形をした船も。コンテナ船なんでしょうけど、中身が軽いか、空だったりするんでしょうか。かなり喫水線が低いところにあるような気がするのですが……。
そして、船がたくさんいる上に、上空にはジェット機も。伊勢湾の東側の常滑には中部国際空港がありますからね。

名港西大橋

行く手を阻むかのように現れる船を左右に掻き分けながら(計算された進路変更しか無かったような気がするので、他船が回避したのか、そもそも衝突する位置に無かったのでしょうけど)進むこと 1 時間ほど、前方に「名港西大橋」が見えてきました。
「名港西大橋」の下をくぐります。「名港西大橋」の上は伊勢湾岸自動車道です。

ようこそ名古屋へ

「歓迎 ようこそ名古屋へ」という文字が見えてきました。名古屋港フェリーターミナルです。
ロープを投げる決定的瞬間……を収めたかったのですが、なんかコントのような絵面になっちゃいました(すいません)。
フェリーの前面展望が完全に陸地というのもおかしな感じがするものですね。前方に T 字路が見えています。
太平洋フェリー「いしかり」は、ついに完全に静止しました。改めて部屋のテレビで現在位置を確認すると……。「伊勢湾です」だそうですが、まぁ、伊勢湾なんですかね(「名古屋港です」とは出ないのだな、と)。
到着予定時刻は 10:30 でしたが、10:15 には車輌甲板が開放されました。15 分ほど早着と言えそうですが、確かこの航路も余裕のある時間設定にしていた記憶があります。
本来の予定では 10:30 に到着後、19:00 に再び仙台・苫小牧に向けて出航することになるのですが、少し時間に余裕があるので、空き時間を利用して伊勢湾クルーズを行う日もあるようです(その場合、最初から 30 分早着で予定を組む筈)。

下船そして帰宅

太平洋フェリー「いしかり」は、いつの間にかカードキーが磁気式から IC カードに変わっていました。磁気式のカードキーは記念に持ち帰ることができたのですが、IC カードは返却が必要です。返却は、客室の廊下からパブリックスペースに出るところに用意された「カードキー回収ボックス」に投入する形で行います。
無事下船し、名古屋に上陸しました。フェリーターミナルを出て少し走ったところで信号に引っかかったので、右の方を見てみると……なるほど、「いしかり」はこんな風に見えるのですね。船室から見えていた T 字路が、この交叉点のことです。
その後はちゃちゃっと東名阪道と名阪国道を走って、無事帰宅しました。延べ 8 日間の総走行距離は 1,904 km ほどで、燃費は 22.2 km/l とのこと。今回も良く走ってくれました。

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2 件のコメント:

<セルダン> さんのコメント...

変な船(^^;は、川崎汽船の自動車運搬船ですね。
https://www.kline.co.jp/ja/service/car.html

Bojan さんのコメント...

<セルダン> さん:
コメントありがとうございます。あ、あの変な船は自動車運搬船だったんですね。K-Line の Web ページの写真を見ると、喫水線が更に下にあるようで、水面下にどれだけの部分が沈んでいるのか気になります。

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