2019年5月30日木曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

夏の焼尻・天売・道北の旅 2015 (40)「焼尻島散策・島で唯一の信号機編」

 

道道 255 号「焼尻島線」を散歩すること 1.4 km ほど、「焼尻小中学校」にやってきました。割と新しそうな小学校の校舎があり、割と歴史のありそうな体育館と中学校の校舎が横に並んでいた……というのは昨日の記事でも記したとおりです。
小中学校の敷地にはこんな懐かしいものも。この形の郵便ポストは、昔はちょくちょく見かけたものですが、最近は目にすることが本当に少なくなりました。

島で唯一の信号機

そして、小中学校の前には島でたった一つのこんなものが。そう、信号機です!
離島は概して車の数が少ないために、信号機の需要も乏しいのですが、小さい頃から信号機に慣れる機会を設けるために、意図的に信号機を設置するケースがあると聞きます。ここは学校の前で、しかも東側には長い下り坂もあるので、安全面からも信号機の設置が望ましい場所ではありますが、やはり教育目的もあるのでしょうね。
この信号機は、いわゆる「押ボタン信号」なのですが、最近のボタンはタッチセンサー式なんでしょうか。「おしてください」が「ふれてください」になっていますし、ボタンのあった場所には点字つきのスイッチが。

工兵街道跡

フェリーの出発にはもう少し時間がありますが、歩きすぎてフェリーターミナルに戻る体力が尽きたりしたら大変なことになりますので、そろそろ戻ることにしましょう。最初にして最大の難関が、この上り坂です。
坂を下っているときには気づかなかったのですが、海側に旧道の跡が残っていました(Google Map でも確認できますね)。どうやらこの旧道が「工兵街道」の跡、と考えて良さそうです。
ということで、道道 255 号と山手にあるもう一つのメインストリートとの交叉点に戻ってきました。

「もう一つのメインストリート」を歩く

同じ道を戻るのも芸がないので、ここから先は山手の「もう一つのメインストリート」を歩いてみることにしましょう。
上り坂の脇にはこんな鉄塔が立っていました。これは携帯電話の基地局とかでしょうか?
「厳島神社」の参道と交叉する十字路にやってきました。ここもあじさいの花が咲き誇っていますが、面白いことに、2014 年に撮影された Google ストリートビューでも似たような感じであじさいが咲いているのが確認できます。

あらこんなところにポップ体

あじさいの向こうに見える建物が「焼尻総合研修センター」なる建物です。
この「焼尻総合研修センター」は高台にあることもあり、災害時の避難所としても機能しています。
そして、道路を挟んで向かいにある赤い屋根の建物は「焼尻体育館」とのこと。
今頃気づいたんですが、これってもしかして「創英角ポップ体」では……?

庚申塔?

道路脇には「七庚申」という字が刻まれた石碑が。これは「庚申塔」と呼ばれるものなんでしょうか。
北海道の離島にも、こういった江戸時代に始まった風習が伝わっているというのは、少し意外な感じがしました(鳥居が多いのは気づいていましたが……)。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

新着記事