2025年4月18日金曜日

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南海フェリー「フェリーかつらぎ」乗船記(客室編)

 

車輌甲板に車を置いて、真っ先にすべきことは「客室入口」を探すことですが……
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 7 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

お、右舷側に階段が見えますね。
ということは、左舷側にも……
「客室入口」のサインのところまで歩いて……
階段を登ります。手すりがウェーブしているのはある種の滑り止めなんでしょうか……?

じゅうたん席!

「フェリーかつらぎ」は車輌甲板が「1 甲板」で、客室のあるフロアが「2 甲板」です。
何故か行間と文字間がほぼ同じになってる印刷物ってありますよね。あと数行あれば(横から読んでも)五言絶句とかになっていたかもしれません。
客室にやってきました。……おおっ、じゅうたん席ですね!
ゴロ寝ができる「じゅうたん席」はフェリーにおける必須設備のひとつで、かつて青函航路に就航した「ナッチャン Rera」は「じゅうたん席」が廃止されたために不評だった……という記憶があります。

故障と苦情

じゅうたん席の後ろには自販機コーナーとゲームコーナー(!)があります。就航時間が 2 時間ちょいのフェリーにしては珍しいのでは……。
あと、手前の女の子は南海フェリーの「公式キャラクター」で、高校 2 年生という設定とのこと。スロットマシンの前でポーズを取る?高校 2 年生……。
自販機はジュースやビールのほか、カップヌードルも販売されています。自販機に貼られた注意書きの数が凄いのですが、「故障と苦情」がセットになっているのが個人的にはツボです。

案内所と椅子席

カップヌードル自販機の向かい(右舷側)には「案内所」があります。これは売店を兼ねているのですが、なんと昨年(2024 年)1 月に営業を終了してしまったとのこと……(嗚呼)。
案内所(売店)の後ろは椅子席です。椅子が向かい合わせに配置されて、間にテーブルが置かれた席があるのが面白いですね(6 人席?の「ビジネステーブル」もあるとのこと)。
定番のセブンティーンアイスや缶ジュースの自販機も並んでいます。

左舷側は、一般的な前向きのシートが並びます(ピントが謎な位置に合っていますが……)。リクライニング可能な 3 人席というのは、まるで新幹線のようですね。

喫煙場所

船尾方向のドアから外に出ると、屋根の下のオープンデッキ(というのもおかしな表現かもしれませんが)は「喫煙場所」になっていました。窓がないので換気の面では最強ですよね。
ちなみに緑色の人工芝?の先にあるのが和歌山港での乗船口です。徒歩で乗船した人は喫煙所を通って船内に向かうことになります。
なお徳島港で使用する乗船口は「案内所」の隣(右舷側)にあります。左舷側にも出入口がありますが、実際に使用しているのは右舷側のようです。写真は左舷側なので、あくまで参考ということで……。

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