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航送車待機場で乗船が始まるのを待っているのですが……あ。
ボーディングブリッジ……というか、常設のペデストリアンデッキと言うべきかもしれませんが、和歌山港駅に向かって歩く人の姿が。
何を今更……という話ですが、南海フェリーの桟橋ってとにかく和歌山港駅との接続を良くすること *しか* 考えていないような立地なんですよね。何なら下津港中埠頭第 2 岸壁のあたりに乗り場を設けても良かったのですが、それだと駅との距離がかなり離れてしまうので、敢えて現在の位置を選択したのだと思われます。
まぁ、航送車待機場のあたりに横付けするということもアリだったような気もしないでもないですが、おそらく 2 船分のスペースを確保できないという判断だったのでしょうね。
他の船に注意
繋船中の「フェリーかつらぎ」の前を……漁船と思しき船が航行していました。「フェリーかつらぎ」は 1999(平成 11)年に和歌山港で貨物船と衝突したことがあるとのこと。フェリーは車や飛行機と比べると圧倒的に速度が遅いものの、それだけ反応も遅いので、常に先を見据えて操船を行わないといけないんですよね。
安い? 早い? うまい?
このナビの画面はゴールをどこに設定したのか忘れてしまったのですが(ぉぃ)、仮に「和歌山港フェリーターミナル」から「徳島港フェリーターミナル」まで陸路を選択した場合、約 213 km で 3 時間ほどかかるとのこと(2025 年現在)。6 便の「フェリーかつらぎ」は和歌山港と徳島港の間を 2 時間 15 分で結んでいるので、13:15 の時点で陸路より 20 分ほど早く徳島港にたどり着けることになります。
ただ和歌山港から徳島港まで 4m 以上 5m 未満の乗用車を航送した場合、¥11,400- + サーチャージ ¥2,000- が必要なのに対し(2025 年現在)、和歌山 IC から徳島沖洲 IC までの通行料は住吉浜乗り継ぎの場合で ¥9,330- で、ETC だと ¥6,740- になるとのこと(!)。リッター 15 km と仮定すればガソリン代は ¥3,000- 以内に収まりそうなので、*ETC があれば* コスト面で太刀打ちするのは難しそうな感じですね。
もっとも、徳島に上陸してからレンタカーを借りる等であれば、大人 1 人は片道 ¥2,500- なので、かなりコストメリットが出せそうな気もします。
展望デッキを見回り中の船員さんの姿が見えました。
車輌乗船開始!
13:24 になり、ついに車輌の乗船が始まりました。焦らずゆっくり前の車を追います。左折して「フェリーかつらぎ」の後部ドアに向かいます。
あっ。「ご乗船ありがとうございます フェリーかつらぎ」の文字は、ドアではなく、ドア横にペイントされていたのですね。確かにドアに書いてあったとしたら乗船時に見えないので、当たり前と言えばそれまでなのですが……。
前輪がランプウェイを踏みました。「フェリーかつらぎ」に乗船です。
車輌甲板
「フェリーかつらぎ」は比較的細長い形をしていて、大型車用のレーンが 5 列並んでいます(乗用車だと 7 レーン?)。ただフェリーの中央部は一番右のレーンが潰れているので、大型車は実質 4 列ということになるでしょうか。
この日は乗用車用の白いラインではなく、トラック用の黄色いラインをベースに誘導されたように見えました。左から 2 番目のレーンをゆっくりと前進します。
乗船完了!
赤いアクセラの後ろにピッタリつけて、駐車完了です。船員さんがササッと車止めを装着してくれました。
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