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「発 電 機」とありますが……見えているのは巨大な「給電盤」ですね。手前にあるのはビーバーエアコン……でしょうか。
直列 8 気筒
右側の柵には「主発電機」の説明が掲げてありました。右側に英文が併記されていますが、「青函連絡船」は The Seikan Ferries なんですね。発電機を動かしていたディーゼルエンジンです。直列 8 気筒のようですね。
ちょっと謎だったのがこの消火設備?なんですが、わざわざ「操作方法」が絵入りで示されています。これは展示物なのか、それとも現役の消火設備なのか……?
そして……なんということでしょう~™。B1F の展示はこれで終了とのこと。
車両甲板ふたたび
階段で 1F「車両甲板」に戻ります。1F「車両甲板」に戻ってきました。
床に敷かれた「赤ライン」に従って見学を続けます。
控車「ヒ 600」
エレベーターを下りた直後に見た車掌車(緩急車?)は控車「ヒ 600」と繋がっていたんですね。この控車「ヒ 600」は、桟橋と車両甲板を繋ぐ「可動橋」にかかる荷重を軽減するために、積荷(貨車)と機関車の間に連結されたものです。……ここまでは理解していたつもりだったのですが、控車は 1 両ではなく、可動橋の長さをカバーできる両数が連結されていたみたいです。
要は積荷(貨車)と機関車の間に何両もの控車を挟むことで、機関車は可動橋に乗ることなく貨車を車両甲板に押し込んでしまおう……ということだったんですね。重い貨車と重い機関車の間に何両もの軽い控車を挟むと浮き上がって脱線するリスクがあるんじゃないか……と考えていたんですが、その辺はトルクの掛け方を注意する等でなんとでもなったのでしょうか。
それはそうと、この控車「ヒ 600」、台枠や床板?はくたびれた感じがありますが、形式などを表示する鋼板?はすごく状態が良さそうに思えます。裏面はやや塗装が褪せているようにも見えますが、雨風が当たらない場所であればこの程度の状態を維持できるということなんでしょうか。
Tour route
ついに「順路」の字の上に「Tour route」の文字が被せられてしまいました。メモリアルシップ八甲田丸が公開されたのは 1990(平成 2)年とのことですが、平成も既に 29 年目(2017 年)になっていたので、流石に日本語オンリーではダメだということになったのでしょう。地上……ではなく 2F「船楼甲板」に戻る階段が見えてきました。1F「車両甲板」はまさに鉄道連絡船らしい設備でしたし、甲板をフルフラットにするために B1F「第 2 甲板」に並べられたエンジンも圧巻でしたね。これだけの展示を維持管理するのは大変だと思われますが、それだけの価値はある展示です。
惜しむらくは車両甲板の主役だった筈の「貨車」の展示が無かったことですが、まぁ……映えないので仕方が無かったのでしょうか(汗)。
車両甲板の写真はあと少し残っているので、明日もちょっとだけ続きます。
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