よく見ると、プラットホームのようなものがあり、階段も設置されてありますが、鎖が渡してあります。以前はホーム?に上がることができたのでしょうか?
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 8 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。
「車両航送船の特徴 車両甲板」と題された説明パネルがありました。フェリーの甲板は広々とした印象がありますが、津軽丸型の青函連絡船は 1 番線から 4 番線までしか無かったんですね。ちょっと意外な感じもしますが、太平洋フェリー「きそ」よりも小さなサイズの船だったので、そう考えると当然でしょうか?
1F「車両甲板」は、エレベーターを出てから時計回りにぐるっと見て回ることになります。これは船尾部で撮影したものですが、レイアウトがわかりやすかったので……。
まずはエレベーターから船首部に向かって歩きます。
青森ベイブリッジ資料コーナー
現地では気づいていなかった(故に写真も無い)のですが、よく見ると右側の柱に……へ? 「青森ベイブリッジ資料コーナー」と書いてある……?通路脇には確かにこんなものが。「コンクリート」とか「大型橋脚」とか書いてありますね……
こちらには「主桁」や「地震」などの文字が。上には明らかに「青森ベイブリッジ」らしき図面も見えます。これは……
どう見ても「青森ベイブリッジ資料コーナー」ですね。ここは 1F「車両甲板」ですが、どうやら展示する場所が足りなくなって、あろうことか「車両甲板」の通路脇に安住の地を求めた……ということみたいです。羊蹄丸から「青函ワールド」を移設したツケがこんな形で回ってきたのですね……。
自動連結器付車止め
船首部にやってきました。順路は時計回りなので、ここでぐるっと右に回ることになります。船首部の一段高いところに見えるのは、巨大なパイプ……でしょうか?(それとも柱?) 目的、あるいは役割が気になりますね。
「自動連結器付車止め(油圧緩衝器付)」とありますが……
見ての通り、貨車や客車で使用される自動連結器です。甲板は船のローリングやピッチングなどで常時傾きが発生するので、航送車輌の脱線を防ぐためには車輌をしっかりと固定する必要があります。自動車だと車止めを噛ませるのが一般的ですが、なるほど鉄道車輌は「連結器で船に固定する」という手が使えるのですね。
位置関係がわかりやすいアングルでもう一枚。
危険!! 足元注意
これは 2 番線の上に設けられたプラットホームでしょうか? 奥にも階段らしきものが見えますが、手前に鎖が渡してあるので先に進むことはできません。手前の階段には「危険!! 足元注意」と書かれた紙が落ちていました。おそらく鎖に貼り付けていたものだと思われますが……。
そこそこ朽ちた感じの階段ですが、現役時代のものか、あるいは「八甲田丸」が「博物館」に改装されたタイミングで設置され、その後何らかの理由(たとえばエレベーターを増設したとか)で使われなくなったもの……でしょうか?
‹ 前の記事
www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International
0 件のコメント:
コメントを投稿