2025年5月26日月曜日

次の投稿 › ‹  前の投稿

太平洋フェリー「いしかり」特等室 乗船記(お部屋編)

 

車輌甲板(4 デッキ)からは「2 号エレベーター」で 5 デッキに上がってからは、インフォメーションで(部屋の)カードキーを受け取って(いたと思うのですが、流石に記憶が確かではなく……)部屋に向かいます。
今回の部屋は 6 デッキ右舷側の特等室(洋室)です。

【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 8 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

太平洋フェリーは、船内を「非日常を感じる空間」にすることに腐心しているようで、廊下の照明もちょっと洒落たものになっています。

ドアロック

部屋の前にやってきました。
ドアロックは磁気カードを差し込むタイプのものです。カードキー 1 枚あたりのコストが安く済む代わりに、セキュリティ面で少々脆弱……とも言えるかもしれません。
なお、太平洋フェリーでは今年(2025 年)から QR コードで解錠できる仕組みを導入したとのこと。ドアノブを QR コードを読み取るスキャナつきのものに交換する必要があるものの、カードキーが発行不要になるという点で省力化・省コスト化ができるという判断なのでしょうね。利用者にとっても複数人で QR コードをシェアできるというメリットもあるかもしれません。

部屋のマスタースイッチ

室内を見てみましょう。
部屋に入ってすぐ右側にバス・トイレワードローブがあり、その横にエアコン(シーメンス製)のスイッチと部屋のマスタースイッチ(カードキーを差すと通電する)、そして照明のスイッチがあります。
あれ、QR コードにしたということは、このマスタースイッチはどうなったんでしょう……?

ここには座らないでください

部屋の作りはホテルのツインルームのような感じですが、窓側に長椅子があるのが特徴的ですね。この長椅子は救命胴衣の保管場所を兼ねているようです。
「特等室」は舷側にあるので窓から外を眺めることもできます。
角が丸くて奥行きのある窓枠がいかにもフェリーっぽいですが、「ここには座らないで下さい」と書かれた紙を挟んだアクリル板が置かれていました。

デスク兼ドレッサー

長椅子の横にはドレッサーを兼ねたデスクがあり……
デスクの上には「脱出経路図」とテレビのリモコンの説明が置かれていました。
デスク兼ドレッサーの手前にはツインベッドが置かれています。
ベッドは幅も比較的ゆったりしたものです。

毎度おなじみの

ベッドの間には電話機と照明があり、スイッチ類がまとめられたコンソールが置かれています(ビジネスホテルで良くあるタイプです)。照明の上のオブジェはサンゴを模したものでしょうか……?
部屋のテレビはベッドの向かいの壁に据え付けられています。サイズはそれほど大きなものではありませんが、寝転がりながらテレビを見られるようになっています。
毎度おなじみのあのお兄さんの姿です。画面のアスペクト比が少々変な感じもしますが……。

前の記事続きを読む

www.bojan.net
Copyright © 1995- Bojan International

0 件のコメント:

新着記事