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センターラインは無く、ところどころ道幅が狭いところもありますが、やはり橋の部分が狭くなっているようですね。ただ少し手前で見かけた凝った意匠のコンクリート橋と比べると、随分と現代的な(面白みのない)デザインになっています。
対向からダンプがやってきました。どう見ても離合は不可能ですが、ちょうど少し広いところにいたので、ここでダンプの到着を待つことにしました。
夏草や兵どもが夢の跡
ダンプとすれ違って、右カーブを抜けた先には……おおっこれまたギリギリな断面のアンダーパスがあります。このアンダーパスは JR 関西本線の築堤の下を通るものですが、草生していたり蔦に覆われていたりで、まさに「夏草や兵どもが夢の跡」ですよねぇ(非名阪をゆく (2) 「加太越え」もご一緒にどうぞ)。
どっちが国道!?
アンダーパスを抜けた先に交叉点があるのですが……さて、直進と左、どっちが国道 25 号(非名阪)なんでしょう……?敢えて「国道 1 号」と名阪国道の「板屋 I.C」を直進に誘導しているということは、国道 25 号は左折なのでは……
と思って左折したのですが、これは不正解だったのかもしれません。もっとも Google マップなんかも、どちらも「国道 25 号」として扱っているのですが……。
「大和街道」と「旧大和街道」
ということで、またしても国道 25 号をミスコースして「大和街道」に入ってしまいました。ここは「北在家」のようです。センターラインの無い、いかにも昔の街道筋といった趣のある道です。バイパス(現道)は 1960~70 年代にかけて整備済みなので、ダンプカーがこの道を通ることはありません。
Google マップを見ると、この道は途中で「大和街道」と「旧大和街道」に分岐しているようで、これは「大和街道」と表示された区間です。なんとセンターラインがある……!
三重県道関大山田線
このあたりはかつての「Wikipedia の「三重県道668号関大山田線」の記事によると、この路線の起点は「三重県亀山市加太板屋字板屋5410番2(国道25号交点)」とあります。Yahoo! マップをチラ見した感じでは、この交叉点が「字板屋5410番2」のようにも思えるのですが……となると、今走っているこの道が「国道 25 号」ということに!?
MAPPLE 法務局地図ビューアを見てみたところ、国道 25 号(非名阪)の扱い自体が面白いことになっていました。また OpenStreetMap ではこの交叉点から「関大山田線旧道」が伸びている……とマッピングされています。現実的な解釈ですが、今風の 118 系標識があるのが謎なんですよね。
ちょっと気になったので現況を確認してみたところ……うわっ
かなり色がくすんでしまっていますが、これはどう見ても「25」の文字の入った「おにぎり」ですよね。どうもこれらの標識群を設置した人は、今も「大和街道」が「国道 25 号」である……という認識のようですが……。
おにぎり発見!
「加太宿本陣跡」のあたりを東に進みます。軒先に「㐧一パン」の看板があるのが良い感じです。名阪国道・板屋 IC に向かう交叉点を左折して、
これまた色がくすんでいますが、ちゃんと「国道 25 号」の「おにぎり」も立っています!
この橋は加太川を渡る「板屋橋」ですが、加太川には「出雲谷川」と「神武谷川」という支流があるとのこと。大国主の国譲り神話を想起させるネーミングですが、なんでこんなところに……?
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