2026年4月22日水曜日

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函館~稚内 北海道縦断 (45) 「上平バスターミナル」

 

海沿いの国道 232 号で稚内に向かいます。力昼を過ぎて上平に向かおうかというあたりですが、なんと 1 km 先の「片側交互通行」が予告されています。さすが北海道、スケールがでかい……!
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 8 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

予告された工事区間にやってきました。「徐行」の看板の後ろに「92 km」と書かれたキロポストが見えます。えっ、もう留萌から 92 km の走ったの……? と勘違いしたのですが、これは天塩町(国道 40 号交点)からの距離とのこと。そういや国道 232 号は留萌が *終点* だったのをすっかり失念していました。
「新場の沢」バス停の前を通過します。JR 室蘭本線の「北舟岡駅」が海に面した駅として有名ですが、このバス停も負けていませんね。
そして全く違和感がなかったのでスルーしそうになったのですが、前を行く幌延留萌線(だと思う)の路線バスも当然のごとく「新場の沢」バス停をスルーしていました。

上平バスターミナル

風力発電用の風車が並ぶ区間を通り過ぎ、古丹別川によって形成された沖積平野っぽいところにやってきました。道路の左側、ちょっと不思議な場所にガイドマップらしきものが立っていますが、現況を確認したところ、2018 年 5 月から 2021 年 10 月までの間に撤去されてしまったみたいです。
前を行く路線バスが右ウィンカーを出しています。交叉点は無さそうですが……
実はここが「上平うえひらバスターミナル」とのこと。国鉄羽幌線が廃止された際の「転換交付金」で建設された施設とのことで、沿岸バスの「幌延留萠線」と「羽幌・上平古丹別線」が接続するターミナルとして機能しています。よく見ると高校生がバスの到着を待っていますね。
沿岸バス「特急はぼろ号」の時刻表には「公営駐車場あり」と書かれているのですが、パーク&ライドでの利用も考慮されているみたいですね。素朴な疑問ですが、2~3 日ほど駐車してしまっても大丈夫なんでしょうか……?

「上平バスターミナル」は国道 232 号と国道 239 号の交叉点よりも 1 km ほど南に位置していて、羽幌から古丹別に向かう場合は明らかに遠回りになります。そのため、羽幌ターミナルから古丹別に向かうバスは上平バスターミナルを経由しないとのこと。

「片」

前を走っていた路線バスが上平バスターミナルに吸い込まれていったので、前方がクリアになりました。
国道 239 号との分岐点が近づいてきました。またしても「片側交互通行」らしいのですが、「片」の文字の上のマークが「片」の文字をモチーフにしたようなデザインになっています(!)。
国道 239 号が分岐することを示す 108 系標識(青看板)が立っています。青看板にはルール通りに「士別」と「添牛内」が案内されていますが、それとは別に「古丹別」への案内板が取り付けられています。
古丹別は苫前町内陸部の集落で、苫前町では二番目に大きい集落です。海に面した苫前と、山への入口となる古丹別のツートップっぽい組み合わせで、『北海道実測切図』(1895 頃) にも漢字で「古丹別」と描かれていますが「古丹別村」が存在したことは無いとのこと。

「苫前」と「古丹別」は生まれながらの兄弟のような関係にも見えますが、そもそも苫前の立地が少々イレギュラーとも言えるかもしれません。本来は古丹別川の河口周辺に市街地が形成されても不思議はないのですが、そうならなかったのは一帯が一面の泥炭地だったから……かもしれませんね。

普通のバスと普通じゃないバス

片側交互通行規制の影響か、前を走っていた「特急はぼろ号」に追いついてしまいました。
片側通行となっていた「苫前橋」で「古丹別川」を渡ります。
稚内までの距離を示した 106 系標識も見えますが、ラッピングバスが全てを持っていってしまったような感も……(汗)。
苫前の市街地は標高 40 m ほどの台地の上に形成されているのですが、これは国鉄羽幌線の苫前駅が台地の上にあったことと関係しているかもしれません。現在の国道 232 号も台地の上を通っていますが、陸軍図を見たところでは、かつての幹線道路は台地の下の港側を通っていたようです。
宗谷バスの「わっかない号」(だと思う)とすれ違います。普通のバスと普通じゃないバスのすれ違いです(汗)。
いかにも台地らしい緩やかなアップダウンが続きます。どことなく根室っぽい?

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