2026年2月24日火曜日

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函館~稚内 北海道縦断 (16) 「Exit of Abuta-Toyako IC is 2km ahead」

 

洞爺湖町に入りました。写真は例によってチャカチャカと補正していますが、やや曇り気味なのは隠せませんね。
【ご注意ください】この記事の内容は、特記のない限りは 2017 年 8 月時点のものです。各種サービスの実施状況や利用時間などが現在と異なる可能性があります。

「清水トンネル」に入りますが、国境どころか町境ですら無く、長さも 860 m しかありません。国道 37 号だと「チャス隧道」と「クリヤ隧道」に相当するあたり……と言えば「ああ、あの辺か」と思う方もいらっしゃるかも?

Exit of Abuta-Toyako IC is 2km ahead

トンネルを抜けると「虻田洞爺湖出口 3 km」という小型の案内板が。IC 手前の案内は 2 km 前・1 km 前・500 m 前に設けられるのが定番なので、3 km 手前というのは珍しいですね(虻田洞爺湖出口の場合は 5 km 手前にもありましたが)。
虻田洞爺湖 IC は 2000 年の有珠山噴火の影響で閉鎖されたり移転したりしているので、その辺の影響もあるのでしょうか。ちゃんと 2 km 手前にも案内が立っているのですが……おやっ?
なんと、下に "Exit of Abuta-Toyako IC is 2km ahead" と英語で書かれた案内が追加(ですよね)されています。これは「洞爺湖サミット」の開催に際して設置されたのかな……と想像しているのですが、2018 年 10 月以降に撤去されてしまったようです。

2018 年 12 月に IC 番号が「13」から「14」に変更されたので、そのタイミングかもしれませんね。

次は本来ならば 1 km 手前の案内ですが、トンネルがあるからか、1.5 km 手前に設置されていました。Abuta-Toyako の文字が比較的大きく感じられますが、割と一般的なデザインのものです。

虻田洞爺湖 IC

IC の 1 km 手前の看板設置を阻んだ「虻田トンネル」に入ります。
続いて「青葉トンネル」に入ります。虻田洞爺湖 IC はトンネルを出たすぐ先です。
トンネルを抜けて虻田洞爺湖 IC にやってきました。
虻田洞爺湖 IC はトランペット型で、料金所は本線よりも高台にあります。(減速が必要となる)流出車線が上り勾配となる理想的な構造です。
左側に見えている橋は何だろう……と思ったのですが、虻田洞爺湖 IC と国道 230 号を結ぶ立体交叉だったようです。

知ってた速報

長さ 1,070 m の「洞爺トンネル」に入ります。
入口から出口まで、緩い右カーブが続くトンネルを抜けると……
そこは 70 km/h 制限でした(知ってた)。

Do not enter

そして、またしてもただならぬ雰囲気を醸した一角にやってきました。右側に分岐が見えていますが……
いかにも曰く有りげな「ここでは出られません」の看板が。しかも英語で "Do not enter" と書かれた看板が追加されています。この看板は "Do not enter" を含めて(特に更新もされずに)健在なので、更新された看板は 2018 年 12 月の IC 番号変更に伴ったものだった可能性が高そうですね(有珠山 SA の案内板が更新された理由は謎ですが)。
ここはかつての「虻田洞爺湖 IC」の跡です。虻田洞爺湖 IC は 1994 年に設置され、1997 年に道央道が虻田洞爺湖 IC から長万部 IC まで延伸した際にフル IC となっています。
2000 年の有珠山噴火に伴い 10 ヶ月ほど通行止になった後、2001 年 2 月に通行止は解除されたものの、2007 年 12 月に国道 230 号の新ルート開通に合わせて現在地に移転しています。「洞爺湖サミット」は 2008 年 7 月に開催されたので、IC が移転してから半年しか経ってなかったことになります。

「地図データを手動で更新した」時代

「ネットで地図を見る」のが当たり前になったのは 21 世紀になってからだと思いますが、移動体通信環境がまだまだ貧弱だった頃は「地図データはカーナビにインストールするのが当たり前」でした。地図データが CD-ROM で宅配された時代もありました。

つまり、当時の日本は「カーナビ先進国」だったとは言え、虻田洞爺湖 IC の正確な位置情報を持つ車はそれほど多くなかった(むしろ移転前の位置情報を持つ車が圧倒的に多かった)と思われるのです。

個人的な話をすると、2017 年時点では CarPlay が使用できなかった(ナビ側が対応できなかった)ので、この時は iPhone の Yahoo!カーナビの画面を AirPlay でナビの RCA 端子に流していました。

CarPlay ではないので車輌側からのフィードバックは期待できないものの、スマホの位置情報オンリーでもかなり正確に現在地を把握できていましたし、何よりも「地図データの更新不要」というのがありがたかったですね。

ということで、"Exit of Abuta-Toyako IC is 2km ahead" という見慣れない看板の裏には、いろんな事情が隠されていた……というお話でした。
1994 年から 2007 年まで使用された旧「虻田洞爺湖 IC」の合流車線も、ガードレールでしっかりと封鎖されていました。左の山腹に向かう一般道も廃道になったっぽい感じです。

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