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関沢 IC は笹谷トンネル出口のすぐ先にあるハーフ IC です。笹谷トンネルはもともと国道 286 号の改良として建設されたという経緯もあり、国道 286 号から笹谷トンネルに出入りするための IC という位置づけのようです。
山形県!
山形県に入りました。宮城県側は真っ暗に近い場所もありましたが、やはり県境の山が邪魔をしていたんですね……。関沢 IC の出口が見えてきました。ハーフ IC ですが高低差を稼ぐためにループのあるレイアウトの IC です。
関沢 IC を通過して西に向かいます。細かいカーブと下り勾配が続く区間で、どことなく恵那山トンネル(中央自動車道)の中津川側に似た雰囲気があるかも……?
妙に物々しいゲートがありますが、N システムでしょうか……?
まさかの「緊急避難所」
長さ 3,286 m の「笹谷トンネル」の次は、長さ 160 m の「岩の沢トンネル」なのですが……えっ!?なんと「緊急避難所」の文字が。高速道路ではあまり見かけた記憶が無いのですが……
予告通り、トンネルを抜けた先に「緊急避難所」がありました。写真がピンボケになってしまったのでストリートビューですが……
これ、「箱根ターンパイク」のような急な下り坂が連続する道路に設置されている設備で、要はサーキットのグラベルトラップと同じようなものです。小さな玉砂利が深く敷き詰められていて、ブレーキが効かなくなった車がここに突っ込むことで強制的に停止させる……というものです。
もっとも、一度「緊急避難所」に入ってしまえば自力での脱出は難しく、また車体へのダメージも少なからず発生する……という話もあるので、本当に緊急時にのみ使用すべきものです。80 km/h(以上)で走行中の大型車が緊急避難所に突っ込んだとして、この距離で停止できるのか……という疑問もありますし、仮に停止できたとしても車体や運転者にもの凄い負担(G など)がありそうな……。
ただ、この緊急避難所は玉砂利が敷き詰められているようには見えず、畑の畝のように地面がデコボコになっているだけのようにも見えます。これはこれで車の足回り(サスペンション)に強烈がダメージがありそうな予感もしますが……。
玉砂利? それとも砂?
「緊急避難所」を横目に先に進みます。続いて長さ 380 m の「新山トンネル」です。このトンネルの手前にも「緊急避難所」があるのですが……
こちらはかなり目の細かい玉砂利のようにも見えます。段差がついているのは意図的みたいですね。玉砂利は雑草避けという意味もありそうですが、雑草も少しずつ侵食しつつあるような感じです。あるいは玉砂利ではなく砂なのかも……?
「熱い」道路
トンネルを抜けて、更に先を急ぎます。「急カーブ注意」「速度落せ」という看板が見えます。それにしても、山形自動車道のこの区間がこんなに「熱い」道路だったとは……。
次のトンネルは長さ 330 m の「
この緊急避難所ですが、なんと Google マップの航空写真でも「畝」が見えるんですよね。
そもそも高速道路に「緊急避難所」があるという時点で「熱い」のですが、「制動不能」という異常事態が無い限り使用されることのない「緊急避難所」の「畝」(デコボコ)も時折、手間ひまかけて整備されているのだろうなぁ……と考えると胸熱ですよね。
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