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あれ? いつの間にか段丘が随分と低くなりましたね。
そして猿払村浜鬼志別にやってきました。猿払村役場は駅のあった鬼志別(内陸側)にありますが、浜鬼志別はその名の通り海沿いで漁港のある集落です。
ここで気になるのが「鬼志別」と「浜鬼志別」の力関係です。もともと海沿いに集落があり、鉄道が内陸側に駅を設けたことで新たな集落が形成された……というシナリオを考えたくなりますが、実際はどうだったのでしょうか。
ちょっと引っかかるのが「浜鬼志別」というネーミングが「鬼志別」のサブバリアントのように思えるところですが、『角川日本地名大辞典』(1987) には「古くは鬼志別と呼称していたが,のちに浜の字を冠する」とあるので、やはり本来の「鬼志別」は現在の「浜鬼志別」で、現在の「鬼志別」は駅の設置に伴って移転した……と見るべきでしょうか。
業容絶賛拡大中?
海岸段丘は殆ど目立たなくなりましたが、地形図によるとこれでも 10 m ちょいの標高差はあるみたいです。左側に謎のイラストが描かれた建物が見えてきましたが、これは「猿払村漁協水産物総合加工場」とのこと。
ストビューで見るとこんな感じです。上の写真には「工事用車両出入口」という看板が見えますが、最新のストリートビューでは手前に建物が増築されていることがわかります。やはり業容絶賛拡大中……なんでしょうか?
向こうシネシンコ
「水産物総合加工場」の横には「猿払村漁港 直売所」があり、そのちょい先には ENEOS のガソスタがあります。かつての「浜鬼志別シネシンコ」ですが、知来別には「知来別シネシンコ」という地名があったので、知来別の人は「浜鬼志別シネシンコ」のことを「向こうシネシンコ」と呼んだとのこと。広々としたガソスタの向かいには「浜鬼志別灯台」も見えます。
ご迷惑をおかけします
浜鬼志別の中心部が近づいてきました。道の駅「さるふつ公園」まであと 2 km とのこと。浜鬼志別では鬼志別を経由して豊富町に向かう道道 138 号「豊富猿払線」が分岐しています。ネーミングを見る限り、浜鬼志別が終点っぽいですね。
「500 m先 工事中」の看板の上には「ご迷惑をおかけします」の文字が。なかなか芸が細かい……!
インディーズ系ガソスタ!
ここからは 40 km/h 制限とのこと。市街地に入った……ということですね。昨日の記事で「知来別にはコンビニが無い」と書いてしまいましたが、浜鬼志別にはちゃんとセイコマがあります。そして左側にはまるでガソスタみたいな家が見えますが……
いや、よく見るとガソスタみたいなガソスタでした(汗)。
最新のストビューで見ても、普通に営業中のように見えます。日本のガソスタは大抵が石油元売り会社と紐づいていて、ENEOS・出光・コスモ、あるいは太陽石油かキグナスのブランドで営業しているのが一般的です。「カーエネクス」のような例外も無い訳では無いのですが、完全にノーブランドのインディーズ系ガソスタというのはかなり珍しいですよね。
何よりも明かりが点灯していなければガソスタだとわからない……という佇まいが凄いなぁ、と。国道沿いのガソスタではあるものの、地元向けの商売に特化しているということなんでしょうか。場所はめちゃくちゃいいところにあるので、ド派手な看板は必要ない……ということ?
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